久しぶりに星野写真の撮影ができる天気になりました。とりあえず天の川は写っていますね。
この星野写真を撮影した時間は午後11時50分ごろなのでいて座がほとんど沈んでしまっているのと時期的に天の川が薄くなってきているので迫力に欠けるのですがベガ(おり姫星)とアルタイル(ひこぼし)ははっきり見えています。
この写真は最近購入したポータブル赤道儀(ポタ赤)を初めて使用して撮影しました。ということでテスト撮影なわけです。このポタ赤についてはまた次の機会にレポートしますね。
天の川次郎 Photo & Tour が日本でも有数の美しい星空、沖縄・八重山の星の島・石垣島の星空を案内するツアー。
9月に入ったとたん夜空の状況が一変しました。で、星野(せいや)写真を撮影することができない日が続いています。
ただただ学術的な星の写真だけではなく周りの風景を含めて星の写真を撮影したものを星野写真といいます。そこで撮影場所が非常に重要な要素になってくるわけですが、その場所探しがそう簡単にはいかないのです。
しかし、
今日いい場所を見つけました!上の写真の場所です。以前からこんな場所を探していました。南に向いて街の光が入らなく星を映す池があるという場所です。ただし問題が一つあります。本当にこの場所で撮影した星野写真がいいものになるかということです。しかしいまのところそれはわかりません。そうです実際に撮影してみないと僕にもわからないのです。いつここから星野写真を撮影できるかわかりませんが、撮影できたら必ず公開しますね。良くても悪くても(笑)。
石垣島では昔、農作業の時期を星の観測をもとに決めていました。そのときに使用していたツールが星見石です。現在の場所はもともと設置されていたところから少し移動しているようです。
この星見石はどのように使われていたんでしょう。詳しい情報は残っていないようですが興味がわきます。むりかぶし(スバル)や金星が農耕や農作業の時間を決めるのに大きな役割を果たしていたようです。
この星見石の場所はシード線と桟橋通りの交差点から100mほど海側に行ったところの道沿いに設置されています。
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別に石垣島に限ったことではないのですが、星を見るときは双眼鏡があったほうがいいです。
その理由は、双眼鏡で星空を見た場合に肉眼で見るよりもたくさんの星が見えるからです。百聞は一見に如かずということで一度双眼鏡で見ていただくと「こんなに星があったんだ!」となること間違いなしです。
双眼鏡のタイプですが、倍率は7倍~10倍くらいがいいでしょう。あまり倍率が高いと手ぶれで星を見るのに適さないのです。7倍くらいでも十分に見えますし見える範囲も広くなります。そして、対物レンズ有効径は50mmくらいあった方がいいでしょう。
ということで 7×50 という表示の双眼鏡がお勧めです。以下アフィリエイトリンクです。
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写真の中央の下から約3分の1ほどのところに北極星があります。そして左側には沈む前の北斗七星、右側にはちょうど全体が出たカシオペア座がありますがわかりますでしょうか。
カシオペア座から天の川も伸びています。この天の川は反対側の南の空のさそり座のしっぽのところまで見えているんですよ。
東京とくらべると石垣島は緯度が10度くらい違うので北極星はかなり低い位置に見えています。